たかゆうの読書日記

本が好きです。読んだ本を中心に、映画・マンガ・テレビなどについても言及できればと思います。

『言い訳』M-1現役審査員によってお笑いの分析方法が詰め込まれている

M-1があったから芸人を続けられたという、ナイツ塙によるお笑いへの熱い思いが込められています。 ぶっちゃけたところもあるので、お笑い好き、M-1好きは読んでおいていいと思います。 あと、体系的にはなっていないけど、お笑いの見方もちらほら書かれてい…

『サブスクリプション』ただの月額サービスではない、これはビジネスモデルの革命なのだ

サブスクリプションについて、ただの月額サービスでしょ?というのは間違っています。 これはビジネスモデルが変革するってことなんですね。 サブスクリプションの一番の肝は「顧客との接点を持ち続けられること」。どこまでも顧客ファーストになる仕組みで…

『編集思考』モノがあふれた時代に必須な考え方

編集力が求められている、そんなことが言われる時代になっています。 NewsPicksのCEOである佐々木紀彦さんによる編集論。佐々木さんが、東洋経済オンライン編集長からNewsPicksへと移籍したときは衝撃でした。その当時から勝ち筋が見えていたことが本書から…

『時間術大全』は心の焦りがふっと消える本でした

時間術本って、生産性や効率を高めるノウハウが詰まってると思っていたけど、本書はまったく違いました。 本書が提唱する「メイクタイム」は、自分にとって大事なことをする時間をもっとつくるためのノウハウ。これによって自分の人生を主体的に生きられるよ…

『USJを劇的に変えたたった一つの考え方』マーケティング思考が企業も個人も飛躍させる理由

USJをV字回復に導いた森岡毅さんのマーケティング入門。 本書の目的は以下の2点。 個人も会社もビジネスで成功するためのカギである「マーケティング思考」を伝えること。 私が体得してきた「キャリア・アップの秘訣」を伝えること。 マーケティング思考が企…

ゆうこす『SNSで夢を叶える方法』はTwitter、Instagramの攻略本である

いまやモテクリエイターとしての地位を築いたゆうこすによる、発信力の育て方本。 アイドル引退後、なにをしていいかわからず、炎上を起こしてしまうという闇の時代があったことに驚きました。 本の内容は、Twitter、Instagramをフル活用した実用的なものに…

『ファクトフルネス』10の思い込みから脱し、世界を正しく見る方法を学ぶ

目からウロコとはまさにこのこと。常識に思っていることがどれほどあやふやかなのかを示してくれます。 そもそも僕らは、「ドラマチックすぎる世界の見方」をしているのだなぁと、本書を読んでいてかんいました。事実に即したモノの見方をしていない。 なぜ…

分人主義は人生に救いをもたらす『私とは何か』平野啓一郎

本当の自分ってなんだろう? 家族といるときの自分、恋人といるときの自分、一人でいるときの自分。 では、学校でいるときの自分、会社にいるときの自分は、ウソの自分なのでしょうか? こう考えると、本当の自分ってなんとも曖昧な概念だと思えてきます。 …

PIXAR(ピクサー)のお金本から『トイ・ストーリー』が切り開いた奇跡を知る

ピクサーのお金についての本。 ローレンス・レビーあまりにも赤裸々だった。16年もの苦節続きで、スティーブ・ジョブズが買い取った企業なのに、彼が60億円相当の私財を投げ売って、なんとか成り立っていただけ。 切り札は1つの作品でした。そう『トイ・スト…

『結局、人生はアウトプットで決まる』自分の価値を最大化する方法を学ぶ

Microsoftの伝説のプログラマーである著者によるアウトプット術。 これだけの実績があるのに、アウトプットしないと知られないで終わる可能性が高いわけです。 アウトプットがどれだけ価値があるのかについて解説しています。