たかゆうの読書日記

本が好きです。読んだ本を中心に、映画・マンガ・テレビなどについても言及できればと思います。

『家を買うときに「お金で損したくない人」が読む本』不動産の本音を知りたいなら必読でした

家を買う。これほど人生において大きな決断はそうそうありません。 かなりの情報収集をしなければならないのですが、不動産関連はとにかくポジショントークが多い現状があります。だから、どういった立ち位置の著者なのかを見抜かないといけません。 複数の…

『沈黙のWebライティング』はウェブライター必読の骨太な1冊!

Webライティングのことを知りたいなら、おすすめしたいのが『沈黙のWebライティング』です。 著者は、コンテンツ制作会社であるウェブライダー代表・松尾茂起氏。はじめて読んだとき、驚いてしまいました。こんなに読みやすくて深い内容をまとめることができ…

『一人称単数』村上春樹6年ぶりの短編集、8つの物語を解説

村上春樹の6年ぶりの短篇小説集。 すでに文芸誌で読んでいたものもありましたが、味わい深い短編が並んでいます。 どれも春樹っぽさあった。なぜか女性と一夜を過ごし、なぜか招待されたピアノ演奏会が開催してなくて、なぜかウソ音楽レビューが実現するとい…

【書評】『書くのがしんどい』(竹村俊助)勇気が出る文章術、書けるヒントが詰まっている

編集者で株式会社WORDS代表の竹村俊助さんによる文章術本。 タイトルの通り、「書くのがしんどい」と思う人に向けた内容で、誰でも書けるようになるノウハウが詰まっています。 とはいえ書けない理由はほぼメンタルにあるとしています。確かにそうですよね。…

『ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論』コロナ騒動はメディアの罪なのか?

久しぶりにゴーマニズム宣言を読みました。 著者は小林よしのり。『東大快進撃』、『おぼっちゃまくん』といったギャグマンガで一世を風靡し、92年から思想マンガ『ゴーマニズム宣言』を連載スタート。『差別論スペシャル』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『…

【書評】『明け方の若者たち』は甘くて甘ったるい小説…ではなかった

人気ウェブライターのカツセマサヒコさんによる初小説。 あまい、あまったるい。 言葉づかいや恋愛の展開がさすがですね。こっ恥ずかしいけれど、恋愛のときめきが詰まった内容になっています。 ただそれだけは終わらない。なかなか小説として巧妙な仕掛けが…

【書評】『女帝 小池百合子』都知事選までに読んでおきたい1冊

小池百合子都知事のカイロ生活時の同居人や親戚への周辺取材、またこれまでの雑誌や書籍からの記述で構成されています。 カイロ大学を首席で卒業したという学歴詐称疑惑の言及も興味深いのですが、これまでの政治家としての道のりを丹念にまとめているので、…

『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』アドラー心理学は人生を照らす

アドラー心理学は人生観を揺さぶるような、ハッと目が覚めるような気づきを与えてくれます。今の時代だからこそ心に響くエッセンスが詰まっています。 『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』からアドラー心理学についてまとめていきます。 (function(b,c,f,g,a…

『1兆ドルコーチ』AppleもGoogleもAmazonも頼りにした伝説のコーチから、職場に愛を持ち込む方法を学ぶ

もはやいまのIT企業の源流を、ビル・キャンベルが作ったといってもいいのかもしれません。 ビル・キャンベルとは、アメフトのコーチ出身でありながら、優秀なプロ経営者でした。ジョブズの師ともいえる存在であり、Google創業者たちをゼロから育て上げたコー…

【明智光秀】おすすめ小説7選!「本能寺の変」はなぜ起こった?動機を読み解く

明智光秀にスポットを当てた小説を紹介していきます。 NHK大河ドラマ「麒麟がくる」でも注目度が上がっていますが、明智光秀は謎が多い人物なんですね。それだけに小説家の腕の見せどころで、さまざまな切り口があります。 なんといっても戦国最大のミステリ…

【書評】『首都感染』新型コロナウィルスを予言?あらすじや現実との合致ポイント

中国ではじまった致死率60%の感染症が日本へ。 パンデミック、飛沫感染、接触感染、イベント中止、経済冷え込みなど、いま起こってることとリンクしすぎでギョッとなってしまいます。オリンピックではないのですが、W杯の試合を中止するかの判断も迫られるん…

『ニュータイプの時代』これからの思考法・働き方・生き方を24項目で導いていく

これからの時代に求められるのはどんな思考・行動様式なのか? 著者の山口周さん曰く、「論理とサイエンス」が価値を失っていき、「美意識とアート」が求められるとしています。 オールドタイプとニュータイプの違いについて、これからの思考法や働き方、生…

『言い訳』M-1現役審査員によってお笑いの分析方法が詰め込まれている

M-1があったから芸人を続けられたという、ナイツ塙によるお笑いへの熱い思いが込められています。 ぶっちゃけたところもあるので、お笑い好き、M-1好きは読んでおいていいと思います。 あと、体系的にはなっていないけど、お笑いの見方もちらほら書かれてい…

『サブスクリプション』ただの月額サービスではない、これはビジネスモデルの革命なのだ

サブスクリプションについて、ただの月額サービスでしょ?というのは間違っています。 これはビジネスモデルが変革するってことなんですね。 サブスクリプションの一番の肝は「顧客との接点を持ち続けられること」。どこまでも顧客ファーストになる仕組みで…

『編集思考』モノがあふれた時代に必須な考え方

編集力が求められている、そんなことが言われる時代になっています。 NewsPicksのCEOである佐々木紀彦さんによる編集論。佐々木さんが、東洋経済オンライン編集長からNewsPicksへと移籍したときは衝撃でした。その当時から勝ち筋が見えていたことが本書から…

『時間術大全』は心の焦りがふっと消える本でした

時間術本って、生産性や効率を高めるノウハウが詰まってると思っていたけど、本書はまったく違いました。 本書が提唱する「メイクタイム」は、自分にとって大事なことをする時間をもっとつくるためのノウハウ。これによって自分の人生を主体的に生きられるよ…

『USJを劇的に変えたたった一つの考え方』マーケティング思考が企業も個人も飛躍させる理由

USJをV字回復に導いた森岡毅さんのマーケティング入門。 本書の目的は以下の2点。 個人も会社もビジネスで成功するためのカギである「マーケティング思考」を伝えること。 私が体得してきた「キャリア・アップの秘訣」を伝えること。 マーケティング思考が企…

ゆうこす『SNSで夢を叶える方法』はTwitter、Instagramの攻略本である

いまやモテクリエイターとしての地位を築いたゆうこすによる、発信力の育て方本。 アイドル引退後、なにをしていいかわからず、炎上を起こしてしまうという闇の時代があったことに驚きました。 本の内容は、Twitter、Instagramをフル活用した実用的なものに…

『ファクトフルネス』10の思い込みから脱し、世界を正しく見る方法を学ぶ

目からウロコとはまさにこのこと。常識に思っていることがどれほどあやふやかなのかを示してくれます。 そもそも僕らは、「ドラマチックすぎる世界の見方」をしているのだなぁと、本書を読んでいてかんいました。事実に即したモノの見方をしていない。 なぜ…

分人主義は人生に救いをもたらす『私とは何か』平野啓一郎

本当の自分ってなんだろう? 家族といるときの自分、恋人といるときの自分、一人でいるときの自分。 では、学校でいるときの自分、会社にいるときの自分は、ウソの自分なのでしょうか? こう考えると、本当の自分ってなんとも曖昧な概念だと思えてきます。 …

PIXAR(ピクサー)のお金本から『トイ・ストーリー』が切り開いた奇跡を知る

ピクサーのお金についての本。 ローレンス・レビーあまりにも赤裸々だった。16年もの苦節続きで、スティーブ・ジョブズが買い取った企業なのに、彼が60億円相当の私財を投げ売って、なんとか成り立っていただけ。 切り札は1つの作品でした。そう『トイ・スト…

『結局、人生はアウトプットで決まる』自分の価値を最大化する方法を学ぶ

Microsoftの伝説のプログラマーである著者によるアウトプット術。 これだけの実績があるのに、アウトプットしないと知られないで終わる可能性が高いわけです。 アウトプットがどれだけ価値があるのかについて解説しています。

『転職の思考法』から意思決定が人生を変えることを学ぶ

転職って怖くないですか? いまの職場から離れるということは、環境が激変するということ。本書ではその理由をズバリ教えてくれます。

『すいません、ほぼ日の経営』心がホッとする稀有なビジネス書

ものすごい糸井重里さんの語り口が気持ちいい。 誰よりも早く手をつけて成功すべし、という時代の流れに対して「もう少し落ち着いてもいいんじゃないでしょうか」と語りかけてくれます。 読んでると心がホッとするんですね。こんなビジネス書なかなかないで…

『メモの魔力』で鍛えられる5つのスキルとは?思考トレーニングの方法を学ぶ

尋常ではないメモ魔っぷりに驚き! 著者である前田裕二のメモハウツーを大公開。なかなかマネできないけど、思考のトレーニングにもなるので、読んでいてワクワクする内容でした。

『新世界』キングコング西野亮廣が考える戦い方・生き延び方

キングコング西野亮廣の新刊! これまでの本の内容と重なってる部分はあるけど、最新の情報にアップデートされています。 何より文章がエモーショナルなんですよね。魂揺さぶられる。 語りかけが絶妙なタイミングで入ってくるのがうまいんだよなぁ。 「そう…

『ホモ・デウス』人類はデータに支配されるのか?サピエンス全史続編を読み解く

『サピエンス全史』が大きな話題を呼んだハラリの新刊が『ホモ・デウス』だ。 人類の歴史を俯瞰して捉えながら、未来に何が起こるかを予測していてスリリングでした。 ホモ・デウス 上: テクノロジーとサピエンスの未来posted with ヨメレバユヴァル・ノア・…

森達也『A』シリーズからオウム真理教を振り返る

オウム真理教の元代表・麻原彰晃をはじめ、7人の死刑が執行された。地下鉄サリン事件から23年たった。 オウム真理教とは、日本の事件史においても大きな影響を与えていて、95年を堺に日本社会が変容したとまで言われるほど。オウム事件を常に追い続けていた…

『AI vs 教科書が読めない子どもたち』AI研究の最前線を学ぶ

AIはまだ存在しない。 『AI vs 教科書が読めない子どもたち』は刺激的なタイトルですが、AI礼賛への警鐘を鳴らすのが本筋です。著者は、AIで東大合格できるのかなど、現場でトライしている方なので、AI研究の最前線を感じられる一冊でした。

『読書という荒野』血の匂いのする読書論とは?

幻冬舎の見城徹さんの読書論。見城さんの本はいつもヒリつくほど熱い。目の前で語っているかのような気分になるんだけど、本作もヒリヒリと火傷しそうなほどです。 帯の秋元康さんの「見城徹の読書は血の匂いがする」は、すばらしいコピー!