たかゆうの読書日記

本が好きです。読んだ本を中心に、映画・マンガ・テレビなどについても言及できればと思います。

もしミニセガターンが発売したら俺ならこうするソフト27選

ミニファミコン、ミニスーパーファミコンと、発売のたびに話題になっていますが、もしミニセガサターンが発売したら…。想像しただけで、心が震えますね。

ぼくにとって愛機「セガサターン」はそれほどの存在。個人的な思い出とともに、27本のソフトを選んでみました。

※本数は思い出の数だけあげていったので根拠なし。上下巻、シナリオ1-3を含む数になります。

『バーチャファイター』

ゲーム史に残る一作。3D格闘ゲームを世に知らしめた本作は、やはり収録すべきでしょう。ぼくは当時、セガサターンと同時購入しました。合計で5万円以上のデカい買い物でした。

『バーチャファイター2』

シリーズものって、第2弾で極端に変化するのとは少ないけど、バーチャは違った。見違えるほどのCGの進化を見せつけてきたんです。バーチャ1はポリゴンばりばりだったのに、バーチャ2はなめらか。テクスチャーマッピングされたキャラの動きにホントびっくりした。

『クロックワークナイト』上巻・下巻

おもちゃ箱をひっくり返したようなアクションゲーム。おっさん騎士が鍵の剣でもって戦うけど、ステージが台所とか書斎とか、ユニークさがあふれていました。難易度は高め。

『パンツァードラグーン』

ドラゴンに乗りながら文明が滅びた世界を漂うSTG。バサバサと飛んでいるだけでも気持ちよかった。美しい世界観が好きで、続編ツヴァイも最高でしたね。

『デイトナUSA』

3Dレーシングゲーム。車が転倒したり、ぶつかったりすると、ちゃんと車体が凹んでビビったのを覚えてる。レーシングコントローラーも買ってガンガン運転していたなぁ。ここまでクオリティが高いアンケードゲームが、家庭でできるのも嬉しかった。

『機動戦士ガンダム』

横スクロールアクション。たらふくプレイしてました。3D空間のガンダムものは名作がたくさんあるけど、本作はシンプルさがよかったんですよね。ロックオン射撃とかもナイスでした。

『Dの食卓』

セガサターンの歴史を語るとき、クリエイター故・飯野賢治さんは外せません。本作は、病院の院長が院内の人たちを射殺し立てこもる事件から始まる。院長の娘が、父親の精神世界に入っていくのですが、映画のような感覚でプレイできました。

『ガングリフォン』

歩行兵器であるガングリフォンを操る。これ、ガンダムを実際に操作するとこんな感じなのでは!?とテンション上がったけど、やたらと難しかった。慣れれば高速移動ができたりと爽快さが出てくるのですが。紛争や異常気象が背景にあるし、アメリカが孤立主義になるなどかなりの社会派。

『GOTHA ~イスマイリア戦役~』

3D空間でのシミュレーションゲーム。 こう見ると、3D空間押しのゲームがセガサターンは多かったことが分かりますね。謎の光源体を探すのが目的で、マルチシナリオもあいまってハマってました。

『街 〜運命の交差点〜』

チュンソフトの名作! 渋谷の街を8人の主人公たちが物語を展開していく。オタク刑事や元ヤクザ、七曜会というマルチ商法軍団だったりが登場。物語が絡み合い、うねりをあげてストーリーが進行していく。実写でやったこともチャレンジングで、当時は無名だった窪塚洋介も出演していました。『428』が継承したけど、さらなる続編を出してほしい(切実なる願い)。

『真・女神転生デビルサマナー』

女神転生でさらに探偵もの。大好物が2つ重なっちゃう。セガサターンだとこんなことも起こるんですね。

『グランディア』

気合いの入ったRPG。当時プレイステーションでドラクエ、FFも取られていて、オリジナルRPGで勝負という状況だったんですね。それだけにクオリティは高いし、ストーリーも素晴らしかったです。

『クロス探偵物語 もつれた7つのラビリンス』

探偵アドベンチャーゲーム。もうこれは自分のゲームライフの中でもトップ10に入る名作。連続殺人事件が起こる中で、どの選択肢を選んでも殺人が起こる。殺される順番が違って、探偵側は何度かプレイしないと真相が分からない。これって、推理ものに革新的なことで、ゲームじゃないとできないことをやっていた。続編もアナウンスされてたのに頓挫。復活続編あるなら絶対やります!

『NiGHTS into dreams…』

空中を自由自在に飛び回る! 操作しているだけで気持ちよかった。夢の世界というのがまたアクション性とマッチしていた。音楽もいいんですよね。

『シャイニング・フォースIII』 シナリオ1〜3

満を辞してセガの看板タイトルであるシャイニング・フォースが登場。一つの戦争を、シナリオ1、2、3それぞれ違う主人公から体験させてくれる。そして全員が融合するラスト。これでテンション上がらないわけないじゃないか!

『サクラ大戦』

歌と踊りがあって、主題歌もあるし、世界観が作り込まれていた。ゲームシステムもアドベンチャーパートと、シミュレーションパートがあり飽きずに楽しめた。アニメ、ゲーム、歌など、メディアミックス要素をゲーム内で全部やっているという荒技。広井王子は天才ですね。

『ビクトリーロード96』

サッカーゲームは入れておきたいなと。『ウィニングイレブン』と比べても完成度高かった!

『EVE burst error』

故・剣乃ゆきひろさんが手がけたアドベンチャーゲーム。私立探偵・天城小次郎と法条まりなの2人のパートで物語が展開。連続猟奇殺人事件の犯人名を推理できるシステムで、こういうの大好物!

『ゆみみみっくすREMIX』

メガドライブからの移植版。アニメとアドベンチャーゲームの融合がうまい具合にいっていた。マンガ家の竹本泉さんが脚本、絵コンテなどを担当していて納得の仕上がり。テーマソングは高橋由美子というのもポイント高かったなぁ。

『シャイニング・ウィズダム』

アクションが楽しくて、どっぷりプレイしていました。連打システムがあった。今から思うと、難易度が高すぎるように思えるけれど…。

『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』

エルフの作品がセガサターンで楽しめるのも一つのウリだった。タイムループもので、並行世界を行ったり来たりするけれど、ゲームシステムとストーリーがうまくリンクしていて素晴らしかった。ストーリーも切ない。

『機動戦士ガンダム ギレンの野望』

画期的な設定で、ガンダムをジオン側から見る。しかもシミュレーションだから、これはやり込みがいがあった。連邦の白いモビルスーツの怖さといったら…。

『デカスリート』

パーティーゲームとしてすごくいい! 単純操作ですぐに誰でもできるしね。友達とか集まってやったら盛り上がるゲーム。

『ガーディアンヒーローズ』

横スクロールアクションだけど奥行きが3ラインある。そしてガードやステップといった操作が可能。一味違うアクションが楽しめます。

SEGAの歴史を振り返る

SEGAはもともとは、ジュークボックスの輸入会社でした。国産初のジュークボックス「SEGA1000」を発売してヒット。そこからアーケードゲームを作り出していきます。

ソニックはマリオ対抗で開発されたんですね。日本はマリオでひっくり返されたので、北米で同じことが起こる前に、ソニックを投下したというわけです。

テトリスはセガがアーケード展開で、ROM化までしたものの、権利問題が発覚して発売できず大赤字。

『スペースハリアー』『アウトラン』『アフターバーナー』と、ハードの性能をどんどん上げながら次々とヒット作を生み出したのが鈴木裕。ハードの性能を高めることを要求して、ついに3Dゲーム『バーチャレーシング』『バーチャファイター』が生まれます。

そしてセガサターンの時代へ。『バーチャファイター』をはじめ、アーケードゲームがそのままできると、出だし好調。

この間、プリント倶楽部をアトラスとセガが共同開発。何気にすごいこと。

ゲーム機戦争に地殻変動が起こったのが96年で、FFがプレイステーションで出ることが発表されました。これまで任天堂ハードからしか出なかったビッグタイトルがここにきてプレイステーションに。NINTENDO64の容量や表現力の問題だといわれていますが、SONYが覇権をとる気運が生まれます。

98年ドリームキャストが発売。CMには湯川専務が登場しました。仕掛け人は、秋元康さん。セガの大川会長が「プロモーションは秋元さんに任せる」として、湯川専務シリーズがはじまった。

製作費70億と言われる『シェンムー』が99年に発売されます。オープンワールドの走り。はじめはバーチャファイターのキャラクターが登場する予定が、鈴木裕さんの構想が膨らみ、大きく軌道修正されました。

ドリームキャストは、ネットワークのハードでもあるんですね。たまごっちみたいなミニハードが付いていて、常時接続してもらうにはどうすればいいか、という工夫がこらされています。

2004年にセガとサミーが経営統合。サミーの里見会長が苦しい時代、セガの大川会長が資金を出して救ったということもあったそうです。セガが苦しい状況で、今回はサミーが救ったわけです。

さいごに

ドリームキャストはさらに先駆的なソフトが多かった。