セクシー女優の本は人気であればほぼ刊行されているのではないでしょうか?
特殊といえば特殊な経験をしていて、そこには物語があるからなのでしょう。そして、読み手ものぞき見したいという気持ちになりやすいのだと思われます。
セクシー女優の関連本について、自伝やハウツー本といったカテゴリーに分けて紹介していきます。
- 『プラトニック・セックス』飯島愛
- 『ぶっちゃけ蒼井そら』蒼井そら
- 『nude』みひろ
- 『籠』穂花
- 『Re Start~どんな時も自分を信じて~』麻美ゆま
- 『単体女優』吉沢明歩
- 『高専生だった私が出会った世界でたった一つの天職』紗倉まな
- 『最低。』紗倉まな
- すごみのある展開
『プラトニック・セックス』飯島愛
タレントとして全盛期だったことに出版されてかなりの衝撃だったのを覚えています。整形や中絶といった実体験も綴られている。170万部超えのベストセラー。
『ぶっちゃけ蒼井そら』蒼井そら
生い立ちからトップ女優になるまでを綴った自叙伝的エッセイ。小学校低学年で学校をさぼったり、保育士の資格をとるため短大通ったりと、デビュー前のエピソードもしっかり語られている。「仕事に誇りを持っている」と言っている通り、ものすごくポジティブな内容になっています。
『nude』みひろ
自伝的小説。都会や芸能界に憧れる田舎の女子高生が卒業と同時に上京し、街でスカウトされて芸能仕事をするようになるが、心の中では後ろめたさを抱えていた。郷里に残っている親友の視点を織り交ぜて、物語は展開していきます。トップ女優になるまでの道のりが綴られます。マンガ化や映画化もされた作品。
『籠』穂花
これはなかなかヘビーな内容。施設、誘拐、借金、拉致といったちょっとここまで不幸が重なるのか、というエピソードが連発されます。引退後に出版されたのですが、だまされて出演したなど衝撃度は高め。
『Re Start~どんな時も自分を信じて~』麻美ゆま
生い立ちからデビューまでの話もありますが、やはり闘病記が読ませる。卵巣境界悪性腫瘍が見つかり、卵巣・子宮は全摘出。およそ6ヵ月間の抗がん剤治療について記されています。父は日本初のフィリピンパブを経営していて、高崎で育ったというエピソードも読みごたえあり。18歳で芸能界に入り、その後デビュー。兄の死や父のガンにも触れられています。
『単体女優』吉沢明歩
16年もの間、活躍していたレジェンド女優が、引退後に刊行した自叙伝。親バレした過去や付き合ってきた4人の男性との恋愛が明かされます。引退の危機があったこともあるようで、継続することの難しさを感じさせますね。
『高専生だった私が出会った世界でたった一つの天職』紗倉まな
高専生のときにデビューした経緯や、業界の裏話が綴られています。引退も考えたというのも意外でした。14歳からあこがれていたというのも凄い。
『最低。』紗倉まな
業界に生きる4人の女性を描いた短編小説。出演歴のある母親を憎む少女、家族に黙って活動する人気女優、愛する男と状況したススキノの女、夫の出演作を見て出演を決意した主婦らが登場します。
すごみのある展開
どれも実話なのか…と思うようなエピソードがあって、一気読みしてしまいます。セクシー女優の裏側が知りたいなら、ぜひ読んでみてほしいと思います。