『アンメット』は、杉咲花主演ドラマで、記憶障害の脳外科医を演じています。
『アンメット』10話について、ネタバレであらすじを解説していきます。2024年6月17日(月)よる10時放送。
『アンメット』10話あらすじ
一過性健忘の症状が現れ、突如、三瓶(若葉竜也)が誰だか分からなくなってしまったミヤビ(杉咲花)。今回は軽い発作で済んだが、大迫(井浦新)は三瓶にミヤビの病状を詳しく伝えた上で、手術するにはあまりにも危険だから絶対に手を出すなよ、と釘を刺す。
引用:『アンメット』公式サイト
『アンメット』10話ネタバレ
絶対に手を出すな
ミヤビ(杉咲花)には、一過性健忘の症状が出ていました。
大迫(井浦新)は、三瓶(若葉竜也)に「手術ができるならとっくにやっている」と伝えます。ミヤビを手術するには危険すぎるから絶対に手を出すな、と釘を刺すのです。
ミヤビも「可能性があったとしても手術はしないつもり」と、三瓶に伝えます。
それでも、三瓶は細い糸で手術の練習をしていました。星前宏太(千葉雄大)からなぜやってるの?と言われて、三瓶は「わかっています」と練習を続けます。
てんかん発作
数日後、画家の柏木周作(加藤雅也)がてんかん発作により、病院に運びこまれてきます。ミヤビが妻・芳美(赤間麻里子)に余命わずかと伝えるものの、深刻な受けとめ方をしていない様子でした。
柏木は妻に「オレだって1人ならもっといい絵が描けた」と本音を伝えます。それは悪性の脳腫瘍を患ったことにより影響でした。
手術はしないって決めた
大迫は精細な脳のMRI画像を見ながら、いかに手術が困難か、三瓶たちに説明します。ミヤビの記憶障害の原因は、メスを入れてはいけない領域「ノーマンズランド」にあることがやっかいで、そこは0.5ミリ以下の世界。人が手術できるわけがなく、手術時間も2分しかないのです。
夜、星前(千葉雄大)がミヤビに「どういう気持ちなの?」と尋ねます。ミヤビは「手術はしないつもりです。何度考えても同じだと思う」と答えました。星前は「これも書いておいてよ。星前先生も心配していたって」と笑いながら涙ぐみながら、部屋をあとにします。
ミヤビは日記に書きます。
「手術はしない。失敗すれば三瓶先生は自分を責めてしまうから。三瓶先生には笑っていてほしい」
最後は何も残らないのだろうか
そして、ミヤビは一過性健忘の症状が出てしまいます。
「わたしはなにをいつまで覚えていられるのか」 「大切な人たちも、交わした言葉も、いっしょに過ごした日々も、すべてなくして…」 「最後は何も残らないのだろうか」
三瓶は、ストップウォッチを片手に、懸命に手術の練習を続けます。「クソッ!!」と声を荒げるのです。
やっぱりキミは生意気だ
大迫、三瓶、星前、綾野(岡山天音)が集まり、ミヤビを救う手立てはないのか話していました。綾野が隠す必要ないですよねというと、大迫が密かに練習にしていることを伝えます。
大迫は「どうしても10分はかかってしまう」と話すと、三瓶は「8分45秒です」と張り合います。
大迫はミヤビが事故にあったあとすぐに練習をはじめていたことを知り、三瓶は「やっぱりあなたは医者でしたね」と言います。大迫は「やっぱりキミは生意気だ」と返すのです。
失われないものも、きっとある
柏木はどんどん記憶が薄れていきます。眠っている時間が長くなっていきました。それでも妻・芳美がくると、起きて食事をとり、わずかな反応を見せます。
ミヤビは「柏木さんの心がおぼえているですね」と言います。
柏木が「モデルになってくれませんか?」と言うと、芳美は泣きながら抱きしめながら「お願いします」と受け入れます。
ミヤビは日記に「失われないものも、きっとある」と書きます。
ミヤビ倒れる…
ミヤビは「わたしずっと怖かった。このまま何も残らずに消えちゃうのが。だけどもうだいじょうぶだなって。失われないものもあるんですね」と三瓶に微笑みかけます。
そのとき、ミヤビは頭を押さえて倒れます…。
『アンメット』10話登場人物
- 川内ミヤビ(杉咲花):丘陵セントラル病院・脳外科医。記憶障害を抱えている
- 三瓶友治(若葉竜也):丘陵セントラル病院・脳外科医、アメリカの大学病院から赴任
- 綾野楓(岡山天音):関東医大病院・脳外科医
- 西島麻衣(生田絵梨花):関東医大病院・脳外科秘書。綾野と婚約中
- 森陽南子(山谷花純):ミヤビの親友
- 風間灯織(尾崎匠海/INI):研修医
- 藤堂利幸(安井順平):丘陵セントラル病院・院長
- 成増貴子(野呂佳代):丘陵セントラル病院・麻酔科医
- 星前宏太(千葉雄大):丘陵セントラル病院・救急部長
- 西島秀雄(酒向芳):関東医大・同窓会長
- 津幡玲子(吉瀬美智子):丘陵セントラル病院・看護師長
- 大迫紘一(井浦新):関東医大病院・脳外科教授