朝ドラ『虎に翼』は、伊藤沙莉主演で、女性初の弁護士の人生を描きます!
『虎に翼』最終回について、ネタバレであらすじを解説していきます。2024年9月27日(金)最終週。
『虎に翼』最終回あらすじ
さまざまな仕事を掛け持ちし、多忙な毎日を送る優未(川床明日香)。花江(森田望智)もひ孫に囲まれ平穏に暮らす。優未を見守る寅子(伊藤沙莉)は―。
引用:『虎に翼』公式サイト
『虎に翼』最終回ネタバレ
ネタバレ①寅子が亡くなって15年
平成11年、寅子(伊藤沙莉)が亡くなって、15年が経っていました。
優未(川床明日香)は、さまざまな仕事をかけ持ちし、多忙な毎日を送っていました。花江(森田望智)は、ひ孫に囲まれて過ごしていました。
優未が橋を通っていると、美雪がだれかと電話していました。
美雪「急にクビだって。私なりにがんばったんだけどな…」
優未は声をかけます。
優未「それあなたがダメでも悪くもないと思います。労働基準法に雇用主の解雇予告義務」
優未「法律はあなたの味方です」
ネタバレ②航一の老後生活
航一(岡田将生)は老後生活で、のどか(尾碕真花)、朋一(井上祐貴)、優未の3人が気にかけていました。
優未「お母さんのすごいこと、かっこいいところ、引き継げないような気がしていて。だけどさっきね、お母さんのこと。私にとって法律ってお母さんなんだよなって。だからね、今すごく近くに感じる。感じると心が軽くなる」
航一は、思い出のなかの寅子に声をかけます。
航一「だそうですよ」
航一「寅子さんがいなくなってとてもさみしいけれど、もう少しこうやって彼らを見守って余生を楽しみたいと、自分でも驚いてしまうけれど、そう思っているんですよ」
ネタバレ③法とはなにか?
寅子と航一は、桂場(松山ケンイチ)と「法律とは何か」について語り合ってきたことを振り返ります。
桂場「私は今でもご婦人が法律を学ぶことも職にすることも反対だ」
寅子「未来の人たちのために雨だれを選ぶことは苦ではありません」
桂場「君のように血が流れていようとも、その地獄に喜ぶモノ好きは、ほんのわずかだ」
よね「いや、ほんのわずかだろうが、確かにここにいる」
桂場「フフ、失敬。撤回する。君のようなご婦人が特別だった時代は、もう終わったんだな」
寅子「はて? いつだって私のような女は五万といますよ。ただ時代がそれを許さず、特別にしただけです」
そこに思い出のなかのはるが現れました。
はる「どう地獄の道は?」
寅子「さいこうです」
法服を着た寅子が、桜が舞い散る法廷のなかにいます。
寅子「さよーなら、またいつか」
『虎に翼』最終回 感想
寅子が亡くなってからを描いて、寅子の思いが受け継がれていくことがわかる構成でしたね。
優未は違う道を歩んでいるけど、寅子がいることを感じていました。航一も寅子と一緒にいたからこそ、変化があったことが伝わりましたね。
そして桂場と寅子の「法とはなにか」談義は、これまで何度となく問われてきましたが、ここで1つの考えが示されました。
はるからの問いかけで、寅子が地獄の道は最高だったと答える場面は、これまでの道のりを感じさせましたね。
ラストは、米津玄師の歌に合わせて、寅子が「さよーなら、またいつか」と言っていました。
100年後の現代に向けた言葉にもなっていましたね。
寅子が落ち着いてからはトーンが変わってしまったものの、戦前前後と現代がリンクする構成で、レベルの高い作品でした。すばらしかったです!
『虎に翼』最終回 登場人物
- 寅子(伊藤沙莉)
- 桂場(松山ケンイチ)
- 優未(川床明日香)
- 航一(岡田将生)
- よね(土居志央梨)
- 轟(戸塚純貴)
- 花江(森田望智)
- 涼子(桜井ユキ)
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