『虎に翼』40話について、ネタバレであらすじを解説していきます。2024年5月24日(金)第8週「女冥利に尽きる?」40話。
『虎に翼』40話あらすじ
小泉(福室莉音)から、女子部が閉鎖されることになったと知らされた寅子(伊藤沙莉)。今年は高等試験も行われず、寅子たち女性法曹の道は途絶えてしまうことに。
引用:『虎に翼』公式サイト
『虎に翼』40話ネタバレ
ついに優三に赤紙が届きます。そして、河原で寅子は「ごめんなさい!私のわがままで私なんかと結婚させて」と優三に土下座します。
「優三さんの優しさにつけこんで結婚して、すぐ辞めて優三さんに甘えて、子ども作って。優三さんは戦地にいって、大好きなゆみとも離れ離れになって。だから私にできるのは謝ることくらいで」
優三は「はて?」と返します。寅子に「ふざけないで」言われるものの、「寅ちゃんの『はて?』は便利なんだね」おどけます。
優三は、「寅ちゃんが僕にできることは謝ることじゃないよ」と寅子の肩を抱きます。
「寅ちゃんができるのは、寅ちゃんの好きに生きることです。弁護士をしてもいい。別の仕事をはじめてもいい。ゆみのいいお母さんでいてもいい。僕の大好きななにかに無我夢中で、なにかをがんばってくれること。いや、やっぱりがんばらなくてもいい。寅ちゃんが後悔せず、心から人生をやりきってくれること。それが僕の望みです」
寅子は「なんで。そんなこと言うんですか。もうそんな帰ってこないみたいな。会えないみたいなこと言わないでよ」と返します。優三は、「ごめん、そんなつもりじゃなくて。帰ってくるから、必ず」と言うと、おいしいものを一緒に食べて、2人は笑い合うのです。
寅子はお守り、優三に渡します。「虎は千里をいって千里をかえる」、寅子が力をこめて縫ったお守りでした。
いよいよ出征の日、優三が沈んだ表情の寅子に、変顔を見せます。寅子は、優三を追いかけて、変顔を見せ合い、笑いながら泣くのです…。
『虎に翼』40話感想
朝から号泣でした…。
優三がやさしすぎますね。寅子のことをすべてわかってくれているんだなと。女性弁護士をまた目指してもいいし、子育てをしてもいい、ほかの仕事をしてもいい。選択は自由なんですよね。これまでの生き方もこれからの生き方も全肯定してくれる言葉でした。優三が戦地に向かうことで、大きな存在だったことがあらためて感じられました。
『虎に翼』40話登場人物
- 猪爪寅子(伊藤沙莉)
- 佐田優三(仲野太賀)
- 猪爪直言(岡部たかし)
- 猪爪はる(石田ゆり子)
- 小泉(福室莉音)