ドラマ『降り積もれ孤独な死よ』は、予測不能なヒューマンサスペンスドラマ。成田凌主演で、原作マンガがありながら、オリジナル展開が予告されています。
ドラマ『降り積もれ孤独な死よ』について、あらすじ・ネタバレで解説していきます！
日本テレビ系で毎週日曜よる10時30分放送。
※「降り積もれ孤独な死よ」全話、Huluにて見放題で配信中！
『降り積もれ孤独な死よ』あらすじ
灰川邸事件から7年後、東京で起きた1人の少女の失踪事件から、物語は始まります。
13人の子どもたちの白骨死体が見つかった、灰川邸事件。現場には謎の六角形のマークが残されていました。山梨県警富士山北署の刑事たちが捜査に乗り出すものの、謎は深まっていきます。果たして真相は…？
『降り積もれ孤独な死よ』ネタバレ解説
『降り積もれ孤独な死よ』を各話ネタバレ解説していきます。
ネタバレ1話 事件の真相と謎
7月7日放送
2024年、1人の女性が行方不明になった事件を追った記者の森 燈子（山下美月）は、かつて刑事だった冴木 仁（成田凌）を尋ねます。7年前の事件が関係していると、森は話します。
2017年、荒らされた屋敷の地下室で、13人の白骨死体が発見されます。さらに壁には妙なのマークが残されていました。事件を捜査するのは山梨県警富士山北署の刑事たち、冴木をはじめ、五味 明日香（黒木メイサ）、鈴木 潤（佐藤大樹/FANTASTICS）、川相 総一（野間口徹）たち。
子供たちは生きたまま地下室に閉じ込められ、必死に出ようともがいていた様子でした。容疑者として名前が上がったのは、屋敷の主である灰川十三（小日向文世）です。
「私の父なんです」。灰川十三を父と呼ぶ蓮水 花音（吉川愛）が現れ、灰川は血のつながっていない子供たちと不可解な共同生活を送っていたと言います。6年前、あの屋敷で最後に撮った家族写真には、父と19人の子供たち全員が映っていました。
そのなかに、冴木の弟・滝本蒼佑（萩原利久）がいました。蒼介は「今さら兄貴ヅラかよ！」と、冴木の胸ぐらをつかみます。
生き残った6人は、蓮水 花音、瀧本 蒼佑、沖島 マヤ（仲万美）、川口 悟（松本怜生）、東 優磨（カカロニ栗谷）、神代 健流（杢代和人）。神代は行方不明。警察は事情聴取を行うと、全員が「灰川は犯人ではありません」と主張します。
後日、灰川はあっけなく逮捕されます…。
2024年、記者の森が見せた行方不明少女の右手首には、謎の六角形のマークがありました。
ネタバレ2話 謎の容疑者
7月14日放送
警察に連行された灰川（小日向文世）は、あっさりと13人の殺害の犯人だと自供します。しかし犯行動機は謎のまま…。
そして花音（吉川愛）が、何者かに突き落とされます。花音は、突き落とした人物が、灰川邸の犯人だと告げます。冴木は、独自に捜査を進めることに。殺害現場に残された六角形のマークは、「リッカのマーク」でこれは灰川が家族の証としたもの。
冴木は生き残った子どもたちのアリバイを聴取していきます。冴木は、滝本蒼佑（萩原利久）の母がウソをついていて、アリバイがなかったことを突き止めます。さらに蒼佑は母親に暴力を振るっていることもわかります。冴木は、灰川邸事件の犯人が、蒼佑の可能性があると考えます。
一方、五味（黒木メイサ）は、連続障害事件を捜査していました。子どもを虐待する男が犯人だと推測し、灰川邸事件とのつながりを感じます。
そして留置場で、灰川が首吊りで自殺をしました…。
ネタバレ3話 謎の死
7月21日放送
留置場のそばで、顔に傷がある男が防犯カメラに映っていました。その男は、リッカのマークを身に着けていました。
五味（黒木メイサ）は、冴木（成田凌）を呼び出し、「障害事件の犯人あんたなんでしょ？」と問いただします。冴木は、子どもを虐待する男を憎んでいて、制裁を加えていたのです。
冴木は幼いころ、父親に暴力をふるわれていました。冴木が親戚に引き取られたあと、弟の蒼佑が暴力の対象になっていました。
冴木は、花音（吉川愛）に対して「おれはもう協力できない」と話します。
花音は、蒼佑（萩原利久）を信じたい気持ちがあるなら、本人と向き合うべきと話します。冴木は、蒼佑と会って話すことに。蒼佑は「生きてればたいていのものは直せるって。だから何度壊れてもだめになってもこうしてやり直そうとしてきた」と思いの丈をぶつけます。
冴木は「決着がついてもしそのときがきたら、必ず自首をして罪を償います」と言いながら、真犯人を捕まえるために、捜査を進めることを決意します。
そして花音のもとに、傷の男が現れます…。
ネタバレ4話 灰川の壮絶過去
7月28日放送
冴木仁（成田凌）は、生き残った子どものうち行方不明になっている神代健流が真犯人だと考えます。蓮水花音（吉川愛さん）はかつて健流が言っていたことを思い出します。健流は「なにが家族だよ、灰川には血のつながった子どもがいる」と言っていたのです。
灰川のルーツをたどるために故郷の蔵土村へ。そこでは14歳の少年が父親を殺害した事件が起こっていました。
幼少期の灰川の手のひらには、父親が刻んだバツ印がありました。1人の男性が、灰川の手のひらのバツ印をリッカのマークに書き換えました。気に食わない父親は、男性を殺害。激昂した灰川が、父親を殺めたのです。
灰川の地元・蔵土村からの帰り道、2人は灰川邸に寄ることにしました。そこで鈴木潤（佐藤大樹）と合流し、情報を交換している中、花音が襲われた現場付近で目撃された“顔に傷がある男”と対面しました。男が花音に襲いかかるのを鈴木と冴木で守りますが、2人とも被弾。花音の機転で事態は収まったかに見えましたが、花音も流れ弾に当たってしまいました。
花音は「冴木さんと一緒にいられて楽しかった。冴木さん、諦めないでください。何があっても」と言い残し、意識を失いました。
ネタバレ5話 灰川の実の子は？
8月4日放送
冴木仁（成田凌）が守りきれずに、傷のある男に撃たれた蓮水花音（吉川愛）は、意識不明に。鈴木潤（佐藤大樹）は精神的ダメージによって休養していました。
五味明日香（黒木メイサ）は、傷のある男は見つかっていないことや、灰川邸事件の捜査が正式に再開されることを告げます。さらに、男と灰川十三（小日向文世）が共犯の可能性があるというのです。そして花音は意識を取り戻し、冴木は灰川邸事件から関わらないようにと話します。
花音は灰川邸で花びらが6枚の造花を見つけ、その中心を掘り起こすと、灰川の日記が見つかりました。
少年院から出てきたとき、灰川は夫の暴力から逃げてきた女性と惹かれ合いました。女性は妊娠したものの、法律上は灰川は父親になれませんでした。しかし男の子は誕生していて、「ジュン」と名付けられました。
そのとき、蒼佑（萩原利久）が何者かにさらわれます。その犯人は…鈴木潤でした。
ネタバレ6話 真犯人は鈴木潤
8月11日放送
瀧本蒼佑（萩原利久）は、刑事の鈴木潤（佐藤大樹）に捕らえられます。
鈴木潤は、幼少期に実の親・灰川（小日向文世）から、「お前の父親じゃない。二度と近づくな」と拒絶されます。そこで、鈴木は警察官になってから、灰川邸の子どもたち13人を1人ずつ誘い出し、2年かけて餓死させていきました。
蒼佑は、灰川十三が捕まったのは、息子の罪をかぶるためだったと指摘しますが、鈴木は衝撃の告白をします。「灰川十三を殺したのも僕です」。
冴木（成田凌）が、監禁場所にやってくると、鈴木を拘束します。冴木は鈴木を殴り続けます…。
ネタバレ7話 新たな謎
8月18日放送
冴木（成田凌）は、鈴木（佐藤大樹）の言葉に我を忘れて、殴り続けます。鈴木が隠し持っていた銃を撃とうとしたそのとき、蒼佑（萩原利久）が割って入って被弾。蒼佑は「よかった。やっと守れた、オレにも」と言い残して、命を落とします。鈴木は、五味(黒木メイサ)や捜査員に囲まれるなか、銃で頭を撃ち抜きます。
一方、2024年にマヤ（仲万美）がビルの屋上で何者かに襲われ、命を落とします。失踪していた月島未来（水野響心）の事件にも、花音（吉川愛）は関与している疑いが出てきました。
そして灰川邸で遺体が発見されます…。
ネタバレ8話 白骨死体は健流
8月25日放送
冴木と森は、悟(松本怜生)から灰川邸での出来事について話を聞きます。健流(杢代和人)は自らの意志で「こっちから願い下げだよ、こんな偽物の家族」と、灰川邸を後にしていました。
冴木と森は、健流の八木橋陽子（長谷川京子）に会いに行きます。健流からいまも毎年、誕生日に黄色のカーネーションが届くといい、息子を受け入れながら追い出したことを後悔していると告白します。そして東優磨（カカロニ 栗谷）は、道路で車に轢かれて意識不明に…。
居場所のない女の子のシェルターで、美来を発見。花音（吉川愛）が紹介してくれたことがわかります。そして冴木は、花音がいるだろう蔵土村に向かい、傷男が冴木に襲いかかってきました。傷男は、「花音逃げろ！」と叫びます。
さらに、灰川邸の白骨死体は、健流だということが確定します。
ネタバレ9話
9月1日放送
灰川十三（小日向文世）の故郷である蔵土村で、冴木（成田凌）は花音（吉川愛）を見つけます。そこに顔に傷のある男が現れるものの、花音と知り合いだったことがわかります。傷のある男を逮捕しますが、黙秘を続けます。
マヤ（仲万美）と東優磨（カカロニ 栗谷）は、健流（杢代和人）が亡くなっていたことを知っていました。
顔に傷のある男の正体は、瀬川涼（笠松将）でした。瀬川は養護施設で、花音と暮らしいました。瀬川は、花音をずっと守ってきたのです。
健流の母・陽子(長谷川京子)のもとに、黄色いカーネーションを置いたのは灰川。そして赤いカーネーションを持ってきたのは、マヤでした。そのあとに花屋を訪ねたのは、健流の母・陽子。
しかも東の事故現場のドライブレコーダーには、陽子だったのです。
ネタバレ最終回
9月8日放送
花音（吉川愛）の前に現れたのは、健流（杢代和人）の母・陽子（長谷川京子）だった！灰川邸まで来てくれたことに感謝した花音は、「私がここで、全部終わらせます」と陽子に告げて……！？ 一方、警察では、優磨（カカロニ栗谷）の事故現場付近の道を後ずさりする陽子の映像を確認。五味（黒木メイサ）と川相（野間口徹）は、行方を追うが、陽子は自宅におらず仕事も休んでいた。
その頃、冴木（成田凌）と森（山下美月）は、灰川（小日向文世）の日記に書かれた13年前の真相をついに知ることに……！ 果たして、13年前に灰川邸で何があったのか？ 冴木は、花音と再び会うことができるのか？ 2017年の灰川邸事件から続いた一連の事件の行方はいかに！？
引用：公式サイト
『降り積もれ孤独な死よ』登場人物
- 冴木 仁（成田凌）：巡査部長
- 蓮水 花音（吉川愛）：生き残りの子ども
- 瀧本 蒼佑（萩原利久）：生き残りの子ども、冴木の弟
- 沖島 マヤ（仲万美）：生き残りの子ども
- 川口 悟（松本怜生）：生き残りの子ども
- 神代 健流（杢代和人）：生き残りの子ども
- 東 優磨（カカロニ栗谷）：生き残りの子ども
- 森 燈子（山下美月）：記者
- 五味 明日香（黒木メイサ）：警部補
- 鈴木 潤（佐藤大樹/FANTASTICS）：巡査
- 川相 総一（野間口徹）：警部
- 灰川 十三（小日向文世）：容疑者
『降り積もれ孤独な死よ』スタッフ・主題歌
- 脚本：橋本夏
- 演出：内藤瑛亮、二宮崇、高杉考宏
- 音楽：Jun Futamata
- 原作：井龍一、漫画：伊藤翔太「降り積もれ孤独な死よ」 （講談社「マガジンポケット」連載）
- チーフプロデューサー：岡本浩一
- プロデューサー：中山喬詞、清家優輝（ファインエンターテイメント）
- 制作協力：ファインエンターテイメント
- 制作著作：読売テレビ
『降り積もれ孤独な死よ』骨太なミステリー作品！
『降り積もれ孤独な死よ』は謎が謎を呼ぶ本格派ミステリー！ 展開がスピーディーで次々と新たな謎が発覚するため、1分1秒目が離せません。どんな結末が待っているのか、最終回まで追っていきましょう。
