ドラマ『海のはじまり』は、目黒蓮主演作で、さまざまな形の親と子のつながりを通して描く愛の物語。
『海のはじまり』6話で水季が出産を決めた理由が明かされました。その真相について、ネタバレで解説していきます!
フジテレビ系毎週月曜よる9時放送。
『海のはじまり』6話あらすじ
夏休みを利用して、月岡夏(目黒蓮)が南雲家で海(泉谷星奈)、朱音(大竹しのぶ)、翔平(利重剛)と一緒に過ごす1週間が始まった。最初に迎えた朝、目が覚めると目の前にすやすやと眠る海がいて、びっくりして飛び起きる夏。「起きてねー」と翔平が顔をのぞかせ、南雲家に来ていたことを思い出す。ようやく海も、もぞもぞと目を覚ます。
『海のはじまり』水季が出産を決めたのはなぜ?
ネタバレ①病院に置いてあったノート
水季(古川琴音)は、夏(目黒蓮)に同意書を書いてもらって、子どもを堕ろそうとしていました。ある日、病院に置いてあったノートを目にします。そこには出産の喜びが書かれていました。あるメッセージが目に入ってきます。それは堕胎した経験を記したものでした。
「強い罪悪感に襲われています。彼がああしてくれたら、母がこう言ってくれたらと、罪悪感を他人のせいにしてしまい、そんな自分にまた落ち込みます。まるで自分が望んだように振る舞っていただけで、実際は他人にすべてを委ねていました」
ネタバレ②弥生が書いたメッセージだった
そのメッセージは弥生(有村架純)が書いたものでした。水季と弥生は同じ時期に妊娠をして、同じ病院に通っていたのです。弥生のメッセージは続きます。
「人に与えられたものをほしかったものだと思い込むのが、私は得意すぎました。後悔とは少し違う。でも同じ状況の人に同じ気持ちになってほしくありません。他人にやさしくなりすぎず、ものわかりのいい人間を演じず、ちょっとズルをしてでも自分で決めてください。どちらを選択してもそれはあなたの幸せのためです。あなたの幸せを願います」
ネタバレ③水季は産むことを決意する
水季は「あんまり人に影響されないんだけどな」と涙ぐみながら、手にした母子手帳を読むことを決めます。それは水季の母親の朱音(大竹しのぶ)のものでした。父の翔平(利重剛)が渡してくれていたもの。
母子手帳を読んだら堕ろせなくなると考えていたのですが、「どちらを選択してもそれはあなたの幸せのためです」というメッセージから、しっかり自分で考えて決めようと、あらためて考えたのです。
『海のはじまり』登場人物
- 月岡夏(目黒蓮):印刷会社で働く28歳の青年
- 百瀬弥生(有村架純):夏の恋人
- 南雲海(泉谷星奈):水季の娘
- 月岡大和(木戸大聖):夏の弟
- 南雲水季(古川琴音):夏と大学時代に付き合っていた
- 津野晴明(池松壮亮):水季の職場の同僚
- 南雲朱音(大竹しのぶ):海の祖母
- 南雲翔平(利重剛):海の祖父
『海のはじまり』スタッフ・主題歌
- 脚本:⽣⽅美久
- 音楽:得田真裕
- 主題歌:back number『新しい恋人達に』
- プロデュース:村瀬 健
- 演出:⾵間太樹(AOI Pro.)、髙野舞、ジョン・ウンヒ(AOI Pro.)
『海のはじまり』6話感想
水季と弥生が同じ病院だったのはわかっていましたが、大きな影響を与えていたんですね。
弥生の理不尽だと思える経験は、ムダではなかったんだなと思えて、だれかに届くことがあるとわかって、涙が止まりませんでした…。