『夏目アラタの結婚』ラスト結末は?驚愕の真相をネタバレ解説!(あらすじ感想)

映画『夏目アラタの結婚』は、柳楽優弥主演のマンガ原作のスリラー作品です。

映画『夏目アラタの結婚』について、ネタバレであらすじを解説していきます!

映画『夏目アラタの結婚』あらすじ

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『夏目アラタの結婚』原作は?

『夏目アラタの結婚』の原作は人気マンガ作品になります。乃木坂太郎による作品で、ビッグコミックスペリオールで連載されていました。全12巻で完結しています。

映画『夏目アラタの結婚』ネタバレ解説

ここから『夏目アラタの結婚』をネタバレありで、徹底解説していきます!

ネタバレ①結婚しよう

2021年秋、異臭の通報を受けて警察がアパートに踏み込むと、バラバラ死体を袋詰めしていた女が逮捕されました。彼女の名前は品川真珠で、ピエロのメイクをしていたため、この事件は「品川ピエロ事件」と呼ばれるようになりました。

児童相談所で働く夏目アラタは、首が見つからない被害者の息子・山下卓斗が、品川真珠と文通していることを知ります。夏目アラタは、山下良介の首の場所を聞き出すため、品川真珠との面会に向かいます。しかし、面会で品川真珠に手紙の主でないことが見抜かれてしまいます。夏目アラタは、毎日の面会で品川真珠の心を開く必要があると考えますが、いきなり「結婚しよう」と告げます。

ネタバレ②ニセモノ!?

品川真珠は、支離滅裂な言動を繰り返します。

夏目アラタは真珠の過去を調べると、幼少期にIQ70の低い数値から20歳でIQ108に急上昇したことが判明し、虐待を受けていたことがわかります。真珠のIQの急激な変化は異常性を示唆していました。

品川真珠は何度も証言を変え、父親・三島正吾にストーキングされ、死体の処理を手伝わされたと主張します。夏目アラタには死体の隠し場所を教えます。検察は現場に残されていた血液が三島正吾のもので、真珠と三島の間に血縁関係がないと明らかにします。

真珠は、自分が死んだら母親・品川環と同じ墓地に埋めてほしいと語ります。夏目アラタが、新潟の品川環の墓地を掘り返すと、生後5ヶ月の赤ん坊の遺体と品川真珠と記されたへその緒の箱がありました。本物の品川真珠は生後5ヶ月で亡くなっていて、直後に妊娠して育ったのが偽物の品川真珠でした。

ネタバレ③はたして真相は?

偽物の品川真珠は逮捕時に18歳であり、年齢を誤魔化して生活していました。 裁判の焦点は、未成年だったかどうかに移り、やり直し裁判が決定。そのわずかなスキをかいくぐって、夏目アラタと真珠は逃亡します。しかし、真珠は再逮捕されます。

真珠は離婚届を夏目アラタに送ります。そして裁判ですべてを語ります。彼女はかつて母親・環が心中しようとしたのを止め、その後辛そうにしている母親を見て、死なせてあげるべきだったと感じたと言います。

看護学校に通い、アルバイトをしてからは、死にたがっている人間を毒殺し、その死体を処理していました。第三の被害者・山下良介も人生に疲れ切って死を望んでいたというのです。

そして、夏目アラタは児童相談所を辞めてしまいました…。

『夏目アラタの結婚』スタッフ

  • 原作:乃木坂太郎
  • 監督:堤幸彦
  • 脚本:徳永友一
  • 音楽:Gabriele Roberto、A-bee、ノグチリョウ
  • 制作:オフィスクレッシェンド
  • 製作:映画「夏目アラタの結婚」製作委員会
  • 配給:ワーナー・ブラザース映画
  • 上映日:2024年9月6日
  • 上映時間:120分

『夏目アラタの結婚』出演者

  • 夏目アラタ(柳楽優弥)
  • 品川真珠(黒島結菜)
  • 宮前光一(中川大志)
  • 桃山香(丸山礼)
  • 大高利郎(立川志らく)
  • 桜井健(福士誠治)
  • 井出茂雄(今野浩喜)
  • 平岡祐太(平岡祐太)
  • 藤間爽子(藤間爽子)
  • 藤田信吾(佐藤二朗)
  • 神波昌治(市村正親)