【光る君へ】第28回ネタバレ!道長に憎しみ…「すべて奪ってやる!」(あらすじ・感想)

大河ドラマ『光る君へ』は、吉高由里子主演で、源氏物語を書いた紫式部を描きます!

『光る君へ』第28回について、ネタバレであらすじを解説していきます。NHKにて2024年7月21日(日)よる8時放送。

『光る君へ』第28回あらすじ

年の暮れ、まひろ(吉高由里子)は道長(柄本佑)との子を出産。宣孝(佐々木蔵之介)は子を賢子と名付け、約束通り我が子として育て始める。一方、道長は入内させた娘の彰子(見上愛)を中宮にし、定子(高畑充希)と后を二人にする「一帝二后」を、国家安寧のためにもくろんでいた。詮子(吉田羊)や行成(渡辺大知)が一条天皇(塩野瑛久)の説得にあたるが、当の彰子が一条天皇の心を捉えられる気配はなく…

引用:『光る君へ』公式サイト

『光る君へ』第28回ネタバレ

『光る君へ』第28回についてネタバレでまとめていきます。

彰子には己というものがない

まひろ(吉高由里子)は道長(柄本佑)との子を出産します。宣孝(佐々木蔵之介)は、わかりながらも我が子として賢子と名付けて、育てはじめます。

一方、道長は入内させた娘の彰子(見上愛)を中宮にし、定子(高畑充希)と后を2人にする「一帝二后」を、国家安寧のためにもくろんでいました。

一条天皇(塩野瑛久)は「后を2人立てるなど受け入れられるものではない。朕の后は定子1人である」と強く主張します。

一条天皇は、彰子のために笛を吹きます。

一条天皇「そなたは中宮になりたいのか?」

彰子「仰せのままに」

一条天皇「だれの仰せのままだ」

彰子「仰せのままに」

一条天皇は「彰子には己というものがない。我が身を見るような心持ちになった」「愛しきは定子。だが彰子を形の上で后としてもいいかもしれん」と言いました。

偽りでもかまわぬ

一条天皇がまだ迷っていることがわかると、藤原行成(渡辺大知)が進言します。

行成「儀式が滞っている。震災が起こっていて、左大臣様はそのことを憂えている。神事を第一にすべき。お覚悟をお決めくださいませ」

一条天皇は、「一帝二后」を受け入れることになります。そして一条天皇は、定子を内裏に呼びました。

一条天皇「后を2人にすること許せ。すまぬ」

定子「私こそ、お上にお詫びしなければなりません。私は我が家のことばかり考えていました。どうか私のことは気になさらず、彰子さまを中宮にしてください」

一条天皇「これまでのことは偽りだったのか…。偽りでもかまわぬ」

定子「人の思いは裏腹でございます。彰子さまも見えていることがすべてではありません。私のことはお考えなさないませぬよう」

道長、倒れる…

突然、道長が倒れて、床に伏せることになります。道長は混沌としたなかで、まひろの幻影を見ます。

明子(瀧内公美)が看病していると、道長が目を覚まします。回復した道長を、嫡妻の倫子(黒木 華)らが迎えいります。

いつもいつも

定子は三度、身ごもっていました。食欲のない定子のために、ききょうは「青ざし」という麦のお菓子を持参しました。

定子「そなただけだ。私の思いを知ってくれているのは」

ききょう「長いことお使えしておりますゆえ」

定子「いつまでも私のそばに居ておくれ」

ききょう「私こそ、末永くおいてほしいといつもいつも思っています」

定子「恩に報いたいと私もいつもいつも思っておる」

定子・ききょう「いつもいつも」

定子がこの世を去る

定子は弱った体で出産すると、まもなく世を去りました。25歳でした。藤原伊周は定子の死を悼みながら、定子の歌を見つけました。「こんなにも悲しい歌を。すべて、あいつのせいだ」と激昂します。

ききょうが「あいつ?」と問うと、伊周は「左大臣だ!」と怒りに身を震わせました。

伊周「左大臣が大事にしているものをことごとく奪ってやる!」

一条天皇も、定子の最後の歌を知ります。

「よもすがら 契りしことを 忘れずば 恋ひむ涙の 色ぞゆかしき」

命の終わりを察していたかのような悲しい歌を、定子は詠んでいました。

『光る君へ』第28回登場人物

  • 紫式部/まひろ(吉高由里子)
  • 藤原道長(柄本佑)
  • 藤原宣孝(佐々木蔵之介)
  • 藤原定子(高畑充希)
  • 清少納言(ファーストサマーウイカ)
  • 藤原実資(秋山竜次)
  • 藤原伊周(三浦翔平)
  • 藤原隆家(竜星涼)
  • 一条天皇(塩野瑛久)

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