たかゆうの読書日記

本が好きです。読んだ本を中心に、映画・マンガ・テレビなどについても言及できればと思います。

【クレイジージャーニー】2017年の放送回をすべて見たので、神回ベスト10を決める

2017年、「クレイジージャーニー」すべての放送が終わりました。

2018年年始のスペシャルでは、滝沢秀明さんのマグマ大接近旅に同行など楽しみですが、2017年を振り返ってみたいと思います。

「クレイジージャーニー」は地上波で流していいの!?と驚くような映像を見せてくれるのはもちろん、登場するクレイジーな人たちに魅力があるんですよね。

今年もすべての回を鑑賞しました! 個人的な神回ベスト10を決めたいと思います。

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「クレイジージャーニー」神回ベスト10!(2017年)

10位:世界中のウイスキーにロマンを馳せる男 栗林幸吉(4/20放送)

f:id:lee578:20171218091613j:plain スコットランドのウイスキー伝説の島へ! アイラ島の蒸溜所を巡る旅に同行。

2013年創業のアードナムルッカンなどを回りました。栗林さんが楽しそうで、ウィスキー飲みたくなる回でしたね。

9位:奇界遺産×針の山 佐藤健寿(10/18放送)

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マダガスカルの針の山へ。車、船を乗り継いで、1000kmもの大移動の果てにたどり着いたのは、針の山ツィンギ・デ・ベマラ。圧巻の景色が広がっていました。

旅の行程もたいへんさがあって、ここまでして向かわないといけない。空振りだってあるわけで、佐藤さんのクレイジーさを見ました。

8位:パプアニューギニア少数民族撮影の旅 ヨシダナギ(1/27放送)

f:id:lee578:20171218092414j:plain パプアニューギニアのカラム族に向かう前の場面。ヨシダナギさんがフルーツバットの洞窟へ行ったときの調理がショッキングでした。とにかくグロい。コウモリの翼をナイフで切って丸焼きに!

7位:爬虫類ハンターが楽園マダガスカルへ! 加藤英明(2/10放送)

f:id:lee578:20171218093048j:plain リアクションが最高な加藤英明さんがマダガスカルへ! 幻の陸亀ヘサキリクガメをゲットすることに成功します。スペシャルでは世界最大のカエルと格闘! 加藤さんの回は外しがないですね。

6位:昆虫食の旅 inマレーシア 愛(8/31放送)

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この回もかなり異色。愛さんがマレーシアのコタキナバルへ。

まずはサゴ虫の幼虫を飼育しているサゴファームに立ち寄ります。木を砕いていき、さかに幼虫を見つけたら、愛さんニンマリと笑顔。すごいですね。

昆虫1万5000種生息していると言われているマレーシアで、セミを食べにきたということで、次々にゲット。

5位:伝統の「クジラ漁」を撮り続ける男 石川梵(6/29放送)

クジラ漁が伝統として行われているのが、インドネシアのレンバタ島にあるラマレラ村。そこで石川梵さんはクジラ漁の撮影を行っています。この漁が原始的で、船からジャンプしてモリで獲物をぶっ刺す! マンタ捕獲の様子が撮影されるのですが、たまげました…。

そして、クジラ漁はなかなか見れるものではないと言われつつも、スタッフ同行中の短い日程の間に、クジラ漁を目撃!

迫力ある映像で、船乗りのそれぞれのチームがクジラに向かっていく姿に圧倒されました。クレイジージャーニースタッフの強運も感じました!

4位 総距離600km!地球上で最も過酷なレースに挑む男 田中正人(3/17、3/24放送)

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海、川、山を移動していくアドベンチャーレースに日本人チームが挑みます。リーダーの田中正人さんが鬼軍曹すぎて、ビビりました。

4人1組で進んで、女性メンバーが脚の痛みにより倒れてしまいますが、田中さんは前へ進め!と指示をとばすんですよ。休みなし。

なぜなら他人の痛みはわからないから。「失神したら痛いと認めてもいい」と言い放ちます。

さらに別の場面では、睡眠をとるかとらないかでチーム内で険悪な雰囲気が漂います。

メンバーは寝るべきと言ってるのに、田中さん何度も聞くんです。「寝たい? 寝たいのか?」。これって寝るなよ、と同義ですよね。

やさしそうなおじさんに見えるのに、さすがクレイジー…。過酷なはずなのに、なんだかゲラゲラ笑いながら見てました。チーム競技というのも新鮮でした!

3位 世界最大級の「水上スラム」に潜入! 丸山ゴンザレス(11/22放送)

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きました、丸山ゴンザレスさん! 番組の顔であり準レギュラー的な存在ですね。

この回は、ナイジェリア屈指の大都市ラゴスへ向かいました。そこに「マココ」と言われている水上都市があるというのです。

入り口の狭い路地を抜けると、巨大なエリアが広がっていました。ゴミだらけで、豚とかが泥水飲んでる姿も見られます。

水上都市には、15万人ほどの人が住んでいる。学校や美容室があり、飲み水が供給され、外部の銀行をつなぐ代理人もいて、このエリア内だけで生活できるようになっているんですね。

彼らはエグン族でこれまでもより良い漁場を求めて暮らしてきたのですが、ナイジェリアとベナンに勝手に国境が引かれたことで、このエリアに留まることになったそうです。社会的な問題が垣間見えてきます。

丸山ゴンザレスさんは登場回数多いのに、こういった重厚な場所を見せてくれる。その点ポイント高いので3位としました!

2位 驚異のカウンターカルチャー「身体改造」に迫る! ケロッピー前田(10/25放送)

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ノルウェーで行われる世界最大のボディサスペンションイベントを取材。想像を絶する世界が広がってました。

背中に巨大なフックを突き刺して宙づりにされるんですね。それが浮遊感があって最高なのだとか…。

テレビ番組の女性キャスターもいれば、彼氏を呼んで見せたいという美女もいる。シリコンの角を生やし白目に黒タトゥーを入れて、全身改造してる男性もいる。 カオスだよ…!!

こんなの映していいの?と思う場面のオンパレードで、『クレイジージャーニー』のスゴさをまざまざと感じた回でした。

1位:雪山の絶景を飛ぶスキーベースジャンパー 佐々木大輔(6/22放送)

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これは衝撃映像でした。

スキーベースジャンプは、雪山をスキーで滑ってジャンプし、パラシュートで落下という超絶なトライ。

この回で佐々木さんは失敗します。

ジャンプの距離が足りなくて、岩肌にぶつかりながら落下。帯同していた奥さんも気が気じゃない様子で、見ていてヒヤリとしました。

クレイジーな人たちが出てきて彼らは超人ではありますが、当然失敗するリスクもある。危険と隣り合わせなんだと、見せつけられました。

良いところだけを見せるのではない、というスタッフの気概も感じて堂々の1位です!

「クレイジージャーニー」2017年放送回の一言感想

ほかもやっぱりドキッとするような映像を見せてくれることが多かった。印象的な場面が脳裏に焼き付くわけです。2017年のすべての回の一言感想になります。

1月2日、13日 大都市ニューヨークの闇「地下住人」の実態とは? 丸山ゴンザレス

ブルックリンのトランププレイスの地下住人や、タイムズスクエアの地下住人への取材。年始からさすがな内容でした。そして船の墓場と言われるスタテンアイランドへ。1930年ごろ栄えていたが、廃れてしまい、船だけが残っていました。さらにベテラン地下住人にも取材。高級住宅街の下で、昔は風俗店だったとか。

1月2日、13日 無謀な男がダイブしたい超難所「スペースネット」とは? 久保安宏

アメリカのソルトレイクシティ経由で砂漠地帯モアブへ。そこには、「スペースネット」という異次元の場所があった。股間がゾワッとなる映像でした。

さらにユタ州にある「フィッシャータワーズ」へ。棒のような崖で最も高いタイタンからのジャンプにトライ。風が強くてジャンプは断念でしたが、ヒリヒリしました。

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1月20日 この道45年…「罠猟」で獣と対峙する孤高のハンター 片桐邦雄

狩猟に人生を捧げるハンター。罠猟をしながら、割烹竹染を営む料理人の一面も持っています。

静岡の天竜区二俣へ。「弁当箱」というオリジナルの罠を設置していって、若いオス鹿を捕らえる様子を見せてくれます。鹿の目をガムテープで塞ぎ、四つ足をロープで結ぶ。これは鹿の恐怖感をなくす方法だそうです。大事な命をより良い状態でいただくための美学であり、こだわり。

1月27日、2月3日 パプアニューギニア少数民族撮影の旅 ヨシダナギ

パプアニューギニアのカラム族の村へ。お祭りで大きな帽子をかぶるのが特長の民族です。同じ恰好作戦で村人たちが力を合わせて帽子作りをしてくれることに。

この民族に立ち寄る前のコウモリ調理は、2017年8位に挙げています!

2月10日、17日 爬虫類ハンターが楽園マダガスカルへ! 加藤英明

加藤英明さんがマダガスカルへ! 幻の陸亀ゲットについては2017年7位に挙げています。

そして幻のカメレオン捕獲の旅へ。ムルンダヴァに到着し、キリンディへ。手が傷だらけになりがら捕まえることに成功。

小さなラボードカメレオンは、わずか5ヶ月しか生きられないそうです。鼻が天狗みたいでした。夜の探索で眠るラボードカメレオンも発見。尻尾をくるっとして寝ていて、落ちたら死んだフリをしていた。キュートですね。

加藤さんのテンションおかしいのが、たまらない!

2月24日、3月3日 垂直の岩壁を攻める超絶無謀なクライマー! 平出和也

アルパインクライマー平出さんが未踏ルートをひたすら探して挑んだ軌跡を紹介。 崖にテントを張ることもあるそうで、安心して眠れないでしょ、これ!?

インドのシブリンでは、足の指が凍傷になって切断。ネパールのアマ・ダブラムでは救助ヘリを呼ぶが、 そのヘリ隊員が死去。パキスタンのシスパーレには3度挑戦しても登れなかった。数々の失敗談が述べられますが、それでもクライムする平出さんの思いをが語られます。

3月10日 ジャーニーのその後大追跡SP!

クレイジージャーニーに登場した人たちのその後を追った特別回。

3月17、3月24日 総距離600km!地球上で最も過酷なレースに挑む男 田中正人

最高のチーム戦で、最高に狂ったリーダーっぷりを見せてくれました! 2017年4位に挙げています。

4月15日 極寒の地で争われる「犬ぞりレース」 本多有香

犬ぞりレースに挑む女性を追った回。1600kmもの距離を走るそうです。犬のレベルや性格によって、リーダー、スイング、ホイールなど位置を変えて編成を決めるのもおもしろかったです。オスとメスを入れると和らぐとか。人間と同じなんだなと。

4月20日 世界中のウイスキーにロマンを馳せる男 栗林幸吉

2017年10位に挙げています!

5月4日、11日 「奇界遺産」×「生肉食す最果ての民族」×「火災で姿を変えた要塞の廃墟」 佐藤健寿

ロシアのネネツ族のもとへ。トナカイを捕らえて生肉を食べる様子が映し出されます。血の一滴残らず、しっかりと食す。これがネネツ族の誇りを感じました。

さらにサンクトペテルブルクのズベレフ要塞へ。1970年代に起きた火災でナパーム弾に引火。レンガが溶けて鍾乳洞のような廃墟になった。さすがの写真力でした。

5月18日 世界の名峰を猛スピードで滑り降りるスキーヤー 佐々木大輔

ビッグマウンテンスキー。5〜6時間登ってたった5分で降りちゃうんですね。なんという苦行なんだ。

5月26日 番組を愛する豪華著名人がお気に入りのシーンを大発表

恒例の著名人大集合の回!

6月2日 フィクションと現実の狭間…物語を旅する男 高橋大輔

『ロビンソン・クルーソー』を探す旅。高橋さんの飽くなき探求人を感じました。

6月9日 アジアで戦う流浪のサッカー選手 伊藤壇

20の国・地域のリーグでプレーしている伊藤さん。サムライな風貌で、カッコよかったな。どのチームも1年で移籍するルールというのもおもしろい。

6月15日 現代マンガのルーツ「北斎漫画」とは? 浦上満

当時の北斎漫画全15巻をコレクションしていて、北斎の天才っぷりがよく分かる回でした。

6月22日 雪山の絶景を飛ぶスキーベースジャンパー 佐々木大輔

事故で骨折、衝撃映像でした。2017年放送回のベスト1に挙げています。

6月29日 伝統の「クジラ漁」を撮り続ける男 石川梵

クジラ漁を目の当たりにすることができた回。2017年放送回の第5位に挙げています。

7月21日 新たなスラム街&超劣悪な刑務所に潜入! 丸山ゴンザレス

基地スラムへ。フィリピンへ再訪していました。

7月27日 世界中の水族館に供給する熱き男 石垣幸二

海の生物を捕獲して、世界の水族館に送っているんですね。こんな仕事があるのかと。本当に海洋生物が好きなんだなと伝わってきました。

8月16日、17日 少数民族を愛する写真家、爬虫類ハンター ヨシダナギ、加藤英明

ゴールデンの時間でのスペシャル!

爬虫類ハンターはカメルーンで世界最大のカエルを捕獲。力が強くて抑えるのに必死な様子に、こちらも力が入りました。

ヨシダナギさんは、日本のテレビに初登場のアマゾンの少数民族のもとへ。

8月24日 ヨーロッパの闇「マフィアの巣窟」に潜入! 丸山ゴンザレス

ブルガリアのマフィアの巣窟へ。

8月31日 昆虫食の旅 inマレーシア 愛

異色な回。2017年6位に挙げています!

9月7日 総集編

クジラ漁、ウィスキー聖地探訪、ロビンソンクルーソー旅の総集編。未公開映像も盛りだくさんでした!

9月14日 恐怖とロマン!世界中あらゆる場所に潜る水中探検家恐怖とロマン 広部俊明

広部さんが沖縄の海へ。水中洞窟は地図に記されないそうです。なぜなら危険だから。狭いところな上に呼吸が確保できないかもしれないという恐怖は、映像に緊迫感を生みます。

9月21日 無謀な2人のジャーニーが偉業達成SP 佐々木大輔、平出和也

ビッグマウンテンスキーヤーの佐々木大輔さんはデナリ攻略! アルパインクライマーの平出和也さんはシスパーレ登頂成功!

10月11日、18日 奇界遺産×死体を掘り起こす儀式×針の山 佐藤健寿

マダガスカルのアンツィラベで宿泊。アンボヒバリーでマーケット視察を行い、死体を掘り起こす儀式に密着。おどろおどろしいものではなく、みんなで死者を弔うというお祭り的な雰囲気がありました。

同じくマダガスカルの針の山へ。こちらは2017年9位に挙げています。

10月25日 驚異のカウンターカルチャー「身体改造」に迫る! ケロッピー前田

ノルウェーへ世界最大のボディサスペンションイベントを取材。2017年の2位に選んだ回になります!

11月1日 世界屈指の恐竜化石ハンターの発掘旅同行で奇跡が! 小林快次

北海道大学の准教授である小林さんが登場。2009年デイノケイルスの化石を発見した実績を持ち、世界的にも有名な恐竜化石ハンター。デイノケイルスは、それまで巨大な骨しかなく幻の恐竜だったが、全身骨格を発見。小林さんは9つの新種を発表しているそうです。

番組では、モンゴルの空白地帯と呼ばれる場所へ。中国の国境沿いで、これまで発掘作業があまりされていないんですね。そこで恐竜の骨を発見しますが、全身骨格があるかもしれないと興奮するレベル。ただこの滞在では時間がなく、大がかりな発掘をしないといけないため、何年後かに申請しての発掘作業になるとか。

恐竜の化石をお金のために盗掘する人たちも多いらしく、小林さんの憤りを語っていた場面は印象に残りました。

11月8日 戦場で被弾も魂の取材…戦場ジャーナリスト 桜木武史

おっとりしているのに戦場ジャーナリストという桜木さんが登場。

過去のシリア内戦の取材での壮絶な体験を明かしてくれました。銃弾が当たり顎が吹き飛んで、歯茎がボロッと落ちる。皮一枚でつながっているという状況に陥ります。そのときの写真が撮影されているのですが、怖ろしさを感じさせる一枚になっています。

11月15日 総集編

恐竜化石ハンター、戦場ジャーナリストの回の総集編および未公開映像。

11月22日 丸山ゴンザレスが世界最大級の「水上スラム」に潜入! 丸山ゴンザレス

ナイジェリア屈指の大都市ラゴスへ。2017年3位に選んだ回になります!

11月29日 番組愛する東野&勝俣がお気に入りのシーンを大発表

番組のファンが語る名場面!

12月6日 動物の死体をひたすら解剖し、進化に迫る熱血科学者 遠藤秀紀

動物の死体を解剖して、その生態を研究していく。番組ではバクの解体を紹介していました。水の中で暮らすことが多くて、体の構造が水で歩くために適応しているのではないかと、遠藤さんは研究対象にしているそうなんです。

クレイジーな人だらけ! 年始ではタッキーこと滝沢秀明さん登場!

2017年は総集編が多かった印象ですが、まだまだ鳥肌映像を見せてくれる番組。1回の番組制作の時間を考えると、このくらいのペースでいいのかなと。来年は年始から滝沢秀明さんが登場と、新たな展開があるので、楽しみにしたいです!