朝ドラ『虎に翼』は、伊藤沙莉主演で、女性初の弁護士の人生を描きます!
『虎に翼』69話について、ネタバレであらすじを解説していきます。2024年7月4日(木)第14週。
『虎に翼』69話あらすじ
栄二(中本ユリス)の心を開くことができない中、寅子(伊藤沙莉)は穂高(小林薫)が最高裁判事を退任することを知らされる。
引用:『虎に翼』公式サイト
『虎に翼』69話ネタバレ
なんだ断りたいのか?
寅子(伊藤沙莉)は、穂高(小林薫)が最高裁判事を退任することを知ります。退任記念の祝賀会の幹事を桂場(松山ケンイチ)が担当するといいます。桂場と久藤(沢村一樹)に、手伝いをお願いされます。
桂場が「なんだ断りたいのか?名誉なことだから引き受けると思ったんだがな」とにらみつけると、寅子は「もちろん引き受けます」と言ってしまいます。
理想のぶつかりあい
家庭裁判所では、栄二(中本ユリス)のことを寅子は調査していました。窃盗は三度あるが、主犯格は別にいると考えられます。しかし栄二はまったく口を開かず、居場所を作ろうにも打つ手がありませんでした。
少年部も家事部もぶつかっているように見えて、多岐川(滝藤賢一)の言葉から、それぞれの理想のために動いていると、寅子も考えることになります。
栄二の両親は、裁判でもなんでもしろと、まったく平行線のままでした。
寅子、叫ぶ
穂高の退任記念の祝賀会がはじまります。
穂高は「出がらしだけど最後まで役目を果たせたのかなと。雨だれの一滴に過ぎない」「なにか新しいことをやるには老いすぎた」とスピーチをします。花束贈呈をするはずの寅子は涙を流して、外に出てしまいます。代わりに慌てて、多岐川が花束を渡すことに。
寅子を桂場が追いかけて、穂高もやってきます。
寅子は「先生の一言で心が折れても、感謝と尊敬はしていた」と怒りを示します。「理想を成し遂げようと踏ん張る側の人だと思っていたから。私は、花束でそういうものだと流せません。先生に自分も雨だれの一滴だと言ってほしくない」。
穂高は「謝ってもダメ、反省してもダメ、じゃぁどうすればいいんだ!?」と声を荒げます。寅子はキッとした表情を見せます。「どうもできませんよ!」
「先生が女子部をつくり、女性弁護士を誕生させた功績と同じように、女子部の我々に報われなくても一滴の雨だれでいろと強いて。その結果、歴史にも記録にも残らない雨だれを無数に生み出したことも」
寅子は続けます。
「だから先生に感謝はしますが許さない。納得できない花束は渡さない。世の中そういうものだと流されない。それでいいじゃないですか」
「以上です」と言って寅子はその場を去るのです…。そして寅子は「あ〜〜〜〜」と叫びます。
『虎に翼』69話登場人物
- 寅子(伊藤沙莉)
- 穂高(小林薫)
- 桂場(松山ケンイチ)
- 久藤頼安(沢村一樹)
- 多岐川(滝藤賢一)
- 小橋(名村辰)
- 汐見(平埜生成)
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