【今週の虎に翼】18週ネタバレ!航一、泣きくずれる…ついに明かされる壮絶な過去とは?(あらすじ感想)

朝ドラ『虎に翼』は、伊藤沙莉主演で、女性初の弁護士の人生を描きます!

『虎に翼』第18週(86話〜90話)について、ネタバレであらすじを解説していきます。

放送日は、2024年7月29日(月)〜8月2日(金)。

『虎に翼』第18週 あらすじ

寅子(伊藤沙莉)と優未(竹澤咲子)の姿を見ていきなり号泣した杉田(高橋克実)。実は杉田は昭和20年の長岡空襲で娘と孫を失っていた。そんな中、ある放火事件が発生。火災があったスマートボール場の経営者である朝鮮人の金顕洙(許秀哲)が逮捕された。寅子は傍聴席に三条支部の事務員・小野(堺小春)が座っていることに気付く。小野にはかつて朝鮮人の恋人がいた。判決後、杉田の言葉をきっかけに、航一(岡田将生)は自らの過去を語り始める。

引用:『虎に翼』公式サイト

『虎に翼』第18週 タイトルの意味は?

『虎に翼』第18週のタイトルは「七人の子は生すとも女に心許すな?」です。ことわざで意味としては、「七人の子をもうけるほど長年連れ添った妻にも、気を許して大事な秘密を打ち明けてはいけない」になります。つまりは、女には気を許すなということです。

『虎に翼』第18週 ネタバレ

放火事件の犯人は?

寅子(伊藤沙莉)と優未(竹澤咲子)の姿を見ていきなり号泣した杉田(高橋克実)。実は杉田は昭和20年の長岡空襲で娘と孫を失っていたことが明かされます。

そんな中、ある放火事件が発生。火災があったスマートボール場の経営者である朝鮮人の金顕洙(許秀哲)が逮捕されました。弁護は杉田が引き受けることに。

初公判の日、寅子は傍聴席に三条支部の事務員・小野(堺小春)が座っていることに気づきます。小野には、かつて朝鮮人の恋人がいました。顕洙の弟の広秀は「兄さんは無実だ!」と騒ぎ立てます。

ライトハウスへのいたずら

航一と寅子がライトハウスにくると、涼子(桜井ユキ)の店が嫌がらせを受けていることを知ります。

ライトハウスの扉が墨汁をかけられていて、涼子が拭いていました。寅子は、新しい憲法ができて平等になったはずなのに、現実はそうはいかないことを痛感します。

まさかの誤訳!?

検察は、顕洙から広秀への朝鮮語の手紙を証拠として提出します。検察の翻訳によると、「私が中を完全に燃やしてしまったせいで、心配をかけただろう」という1文がありました。

寅子は疑問を持ちます。放火を認めるような手紙を送るのか、文章も不自然です。

寅子は朝鮮語の翻訳について、ヒャンスク(ハ・ヨンス)に思い切って相談します。夫の汐見(平埜 生成)とヒャンスクが、寅子の家にやってきます。検察が翻訳した「中を燃やす」という言葉は、「気をもませる」という慣用句だと、ヒャンスクが指摘します。誤訳だったのです。

100倍もツラかった

小野がやってきて、かつての朝鮮人との恋人とは、親に反対されて、婚約を解消していたと話します。どうやって汐見とヒャンスクは、結婚できたのか?尋ねます。2人は、両親とは縁を切ったと明かします。

「つらいことはたくさんある。僕より香子のほうがずっとツラかった。でも一緒にならなかったほうが100倍もツラかった」

正直に生きてほしいという汐見の言葉に、小野も涙を流します。

後日、寅子は航一とともに、誤訳の件を指摘します。公判では、杉田が翻訳の専門家に依頼して、誤訳を明らかにします。これによって、顕洙の無罪判決が言い渡されることになります。

寅子が、汐見とヒャンスクに、お礼の電話をします。ヒャンスクは涙をこぼしながら「思い出したと。私は困っている誰かを助けられる人になりたくて、弁護士になりかったんだよな」と言います。

航一の壮絶な過去

ライトハウスで、寅子や杉田兄弟もいるなかで、航一が過去について口を開きます。航一は、戦時中、ある機関にいて、そこで日米戦争を想定した机上演習を行っていました。そこで日本の敗北を確信し、航一は上層部にも話したけれど相手にされませんでした。

航一は、戦争を止められなかったことに責任を感じていたのです。

「罪をだれにも裁かれることもなく、生きている。そんな人間がなにかを変えられるとは思わない。だから謝るしかないんです」

杉田「あなたは十分苦しんだ。気に病むことはない。謝らなくていい」

航一は頭を冷やしてくると席を立ち、寅子が追います。

寅子「あなたが抱えているものは、私たち誰しも、何かしらの責任があること。バカの一つ覚えだけど、寄り添って一緒にもがきたい」

航一はしゃがみこんでしまい、寅子はおそるおそる背中に手を差し伸べます。寅子は航一の背中を、やさしくさすり続けます。

『虎に翼』第18週 見どころ

放火事件のえん罪を救ったことから、汐見とヒャンスクの絆が感じられる場面は注目したいところです。

そして航一の壮絶な過去が明かされて、これまでの言動の真意がわかってきますよね。寅子も、謎に包まれていた航一の本心が見えてきて、2人の距離が縮まるところは見ていきたいと思います!

『虎に翼』第18週 各話ネタバレ

『虎に翼』第18週 登場人物

  • 寅子(伊藤沙莉)
  • 航一(岡田将生)
  • 涼子(桜井ユキ)
  • 玉(羽瀬川なぎ)
  • 優未(竹澤咲子)
  • 花江(森田望智)
  • 稲(田中真弓)

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